2017/10/17

JRA 2018年度開催日程と重賞競走について

毎年この時期のお楽しみ、来年度の開催日程と重賞競走に関する主な変更点が、JRAより発表されました。

2018年度開催日割および重賞競走について
http://jra.jp/new0s/201710/101604.html

早速、上から順にいってみましょうか。

■開催日割について

開催日割表
http://jra.jp/keiba/program/2018/pdf/nittei.pdf

1.年初および年末の開催について

要は、1月6日に始まって、12月28日で終わるよ、って話。

前者の、1月6日の開催は別にいいよね。
来年は、1月6日が金曜日。1月7日と8日も開催するわけで、例年通りの1月5日開催を行うために、わざわざ飛び石で平日に、無理して開催するこたぁないからね。

ただ、後者は論外な。1mmも、1nmも語る価値がないわ。

2.祝日等を利用した開催について

悪名高き3日間開催を、1月、2月、9月、10月と、4回もやるみたいです。

1月は、まぁね。昔から変則開催でもあるし、何の違和感も無いのだけれど、問題はその次ね、降雪の危険性が多大にある2月に3日間開催するんじゃねぇよ、って話で、ほんと目先の売上のことしか考えてなくて、嫌悪感満載になってしまいます。
4日間開催になる確率、結構な高さであるでしょ。
まぁ、それも望むとこかもしれんけどさ。

9月、10月は今年と一緒。あまり好きくないけどね。
てか、3日間開催は百歩譲るとして、京都大賞典は、毎日王冠と同日の日曜日に行いなさいよ。
で、月曜日は南部杯を売りなさいよ。
南部杯と京都大賞典ぶつけるなんて、何考えてんだよ。

と、何度も何度もつぶやいていることを、あらためてまた残しておくこととします。
事あるごとに言うからね、これ。

3.開催日数について

詳しくは、上にあるリンクをご覧ください、だけど、要は来年も函館と札幌が12日ずつよ。
目先の売上至上主義万歳。

■重賞競走について

重賞競走の主な変更点
http://jra.jp/keiba/program/2018/pdf/henkou.pdf

1.3歳スプリント重賞競走の新設について

葵Sが重賞に格上げになりました。

「なぜ葵S?」って議論は無いわけでもないけれど、とにかく、小倉2歳Sから翌年の函館スプリントSまで、ほぼ丸1年間、短距離重賞が無いってなもんで、ピュアスプリンターにとっては、伸び盛りの時期に苦難の時期を過ごさざるを得ない、残念なことになっていたわけですが、これで少しは、ほんの少しは救いの手が差し伸べられることとなりました。
てか、正直まだ不十分で、どうせだったら、クリスタルCを復活させたって良いし、2歳時にももう一つ二つ、短距離重賞があっていいと思いますけどな。

とは言うものの、長年の課題に一つ改善が施されたわけで、今回の発表における一番の改善点は、個人的にはこれを挙げたいと思います。てか、もう圧倒的。
ただ、この程度で「一番の改善点」しかも「圧倒的」というのは非常に寂しいし、大いに不満でもあるところでありますけどな。

てか、ヒヤシンスSはよ。

2.3歳春季トライアル競走の改善について

大きく3つあるんだけど、まず一つ目は、皐月賞、桜花賞それぞれで、現在、4着までに与えられている、ダービー、オークスそれぞれの優先出走権が、5着にまでに拡大されることになりました。

まぁ、この両レースは、その世代のその時点でのトップクラスがほとんど集結するわけで、「その後のトライアルに優先出走権を振るよりは」との考えに至っても、まぁおかしくはないかな、というところでありますかね。
これで、皐月賞5着→賞金が足りないので京都新聞杯出走→勝利→骨折という憂き目にあった、ベストメンバーのような馬が救われるわけで、まぁ、よろしいことでありますし、一方で、「その実そんなに効果は大きくないんじゃねぇの?」とは思いつつも、まぁ、別にやってもいいんじゃないのかな。くらいの変更でございます。

ただね、、それに伴ってというか引きずられるように行われる変更点、これがよろしくない。

オークスの優先出走権付与
・フローラS:3着まで→2着まで
・スイートピーS:2着まで→1着のみ

要は、数年前に変更がされた、ダービーにおける青葉賞とプリンシパルSと横並びになったんだけど、桜花賞→オークスは、距離がまるで違うし、桜花賞スキップしてオークス一本狙いの牝馬も当然多く見られるわけで、「皐月賞→ダービーとは話が違うだろ」と言いたくなってしまうところであります。

これってつまり、フローラS3着でオークスの出走権を得た、ワコーチカコ、エリモシック、ピュアブリーゼといった辺りは、オークスに出られなくなるわけだし、彼女ら以外にも、フローラSでズブっぽく3着して、「距離伸びて」のとの期待を集めて穴人気し、オークスを盛り上げた牝馬はたくさんいるわけで、そんな彼女らがオークスには出られず、それまでマイル戦ばっかりで賞金を積み重ねた距離に不安のある馬ばかりを集めての2400m戦とか、これは著しく興味を削ぐ話なわけでございますよ。
今回、一番の改悪点はここですね。

スイートピーSが1枠になるのは、まぁ、別にいいや。
現行ままの条件で行われるのであればね。

で、次が二つ目。優先出走権絡みでもう一つ大きな変更が。
アーリントンCを、皐月賞の前日、つまりは桜花賞とNZTの翌週に移動して、NHKマイルCのトライアルとして、3着までに優先出走権が付与されることになりました。

要は例年低レベルで、降格間近、瀕死状態のNHKマイルCの救済ね。
はっきり言っちまえば、「NHKマイルなんか、格下げでいいだろ」の一言なのですが、一応、救済を前提に前向きに語るとすると、これまで、NZTで権利を取りたいけど除外されていた、2勝馬達が救済できて、「少なくともどちらかのトライアルは使えるよ」状態が作れることが、唯一と言っていいメリットかな、と。

後は、嫌中山な方々にとっては、大好きな阪神→府中と向かえるわけで、まぁ、なかなか嬉しい話なのかな。
ただ、本番まで中2週だけどね。まぁ、それでも嬉しいか。

ただ、結局のところは、ただでさえメンバーが薄いNHKマイルCの前哨戦が、より薄まるだけで終わる確率が一番高いんじゃないかな、って思っています。。
有力馬はみんな、皐月賞だ、桜花賞だに行っているわけだし、NHKマイルCを狙う組も、最近のJRAの番組改編で、「紫苑Sの重賞格上げ」に次ぐ2番目くらいの数少ない成功例である、「毎日杯の1800mへの短縮」によって確立された、毎日杯→NHKマイルCの路線を歩むわけだからね。

そして、それ以上に、今の位置にあるアーリントンCは、今年のペルシアンナイトを持ち出すまでもなく、クラシックに向けての重要な役割を果たしているわけで、それを突然ポコッと無くしてしまうデメリットの方が大きいんじゃないかと、この変更に関しては思います。

それだったら、一つ目の件と絡めて、桜花賞の5着馬までに、NHKマイルCの優先出走権を与えれば良かったのにね。
その方が、NHKマイルCのメンバーは充実するよ、きっと。

あ、あと、忘れてた。。
最後の三つ目は、チューリップ賞がGⅡになるってことで、こりゃまぁ「妥当」の一言でありますな。

3.JBC競走について

既報の通り、来年は京都でJBCが開催されます、と。
一応、条件は下記ね。

・JBCスプリント ダート1200m
・JBCクラシック ダート1900m
・JBCレディスクラシック ダート1800m

JBCレディスクラシックが1800mだったことが地味に安堵かな。

でもって、この流れで、みやこSは休止と。
これはまぁ仕方ない。

4.重賞競走の実施日の変更について

ここはまぁ、金鯱賞が土曜日から日曜日に移ったりだとかの、チマチマとした変更です。
てか、まず京都大賞典を日曜日に戻せよっての。


・・・と、とっても長くなってしまいましたが以上ですかな。

今年は、(今年もだな)大きな変更点はあまりなく、ちと残念な祭りではありました。
スプリント路線だとか、菊花賞だとか、3歳春のダート路線だとか、宝塚記念だとか、安田記念だとか、春の古馬牝馬路線だとか、長距離路線だとか、更にはJCのあり方だとか、手を加えることによって(元に戻すだけで良いのも多々あるけれど)、競馬が一層面白くなるポイントはたくさんあるのですから、「一度変更したことは後戻りできない」なんてくだらないこと言ってないで、競馬ファンのために、楽しく、充実した番組作りに励んでもらいたいもんでございます。

来年は期待していますよ。
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2017/10/03

2017年 オクトーバーS

見ました?今週の特別レース想定、もしくは、この秋の府中の番組表。

今年って、こんなんなってるんですよ。

【例年】
・アイルランドトロフィー 4回東京5日 芝2000m オープン
・オクトーバーS 4回東京3日 芝2400m 1600万下
・六社特別 4回東京2日 芝1600m 1000万下

【今年】
・アイルランドトロフィー なし
・オクトーバーS 4回東京5日 芝2000m オープン
・六社S 4回東京3日 芝2400m 1600万下

まぁ、こうして書くとごちゃごちゃとわかりづらいっすけど、要は表題の「今年のオクトーバーS」。

オープン?
2000m??

つーか、芝2000mのオープンって、例年のアイルランドトロフィーじゃねぇかよ、って。時期から何から丸々一緒じゃねーかって。
「クラリティスカイの次走は、オクトーバーSを予定」ってシレっと書かれても、しっくりこねーんだよもうほんとに。
今年は府中牝馬Sに、アイルランド関連の記念の冠が付くって話はあったけれど、だからって、アイルランドトロフィー無くして、こんな単発の措置取るか?って話。 なんだそりゃもいいところだがよ。特別のレース名舐めすぎだぞJRA。
(てか、六社ステークスって何だよ?)

ジャガーメイルとスクリーンヒーローがハナ差の戦いを演じ、ムスカテールやホッコーブレーヴがここを皮切りに中長距離重賞の常連となり、ゴールドアクターがここから有馬記念制覇まで駆け上がった、由緒正しきオクトーバーSにこの扱い。許せんよまじで、書いててまた腹が立ってきた。

特別のレース名はね、あなた方が考えている以上に競馬ファンに根付いているんです。

菊花賞の前倒し改悪以降、トライアルレースとして定着した、
デルタブルース記念 九十九里特別だったり、
スリーロールス記念 野分特別だったり、
オウケンブルースリ記念 阿賀野川特別だったりを、
こんな風にシレっと条件変えられたら堪らんじゃないですか。

菊花賞と言えば、今年からGIになるとかいう某ホーなんちゃらって2歳戦、あれも酷いね。2年連続で菊花賞への出走馬無しよ。
出てきたとして、抽選発生待ちのアドマイヤウイナーと、枠潰し感満載のマイネルスフェーンくらい。

で、そのゴリ押しによって憂き目にあったエリカ賞は、ノーザンコンダクト、ワコーチカコ、エアダブリン、タヤスツヨシ、アドマイヤベガ、クロフネ、ヤマニンセラフィム、アドマイヤグルーヴ、キングカメハメハ、サクラメガワンダー、エイシンフラッシュ、ヴィルシーナ、他書き切れなかった馬多数といった幾多の名馬を輩出したエリカ賞は、「2歳500万下」って名前を付けられて、ついに昨年は、有力騎手がみんないなくなる有馬記念当日の裏開催に配置されるっていう醜い仕打ち。

ただその「2歳500万下(エリカ賞)」からは、ダノンディスタンスはコケちゃったけど、ベストアプローチとポポカテペトルの2頭が、その後着々と実績を積み重ねて、菊花賞に参戦してきてくれるわけですよ。
で、そのゴリ押し、ホーリキじゃねぇや、ホープなんちゃらはどうなの?
まぁ、今年はレイデオロがいるけどね。っつったら、昨年の2歳500万下(エリカ賞)は、サトノダイヤモンドがいるよって話よ。
エリカ賞で良かったじゃんよ、そこ。なんで潰すの?馬鹿なの?

何でもっと騒がないんだろう競馬ファン?
別に馬券が買えりゃあレース名なんてどうでもよくてって人ばっかなのかなぁ・・?

少なくとも俺はそうじゃねぇなぁ。

だって競馬ファンだもん。
2017/04/01

豪華メンバーが揃った大阪杯

【大阪杯出走馬】
キタサンブラック、マカヒキ、サトノクラウン、ヤマカツエース、アンビシャス、ミッキーロケット、マルターズアポジー、ステファノス、サクラアンプルール、ロードヴァンドール、スズカデヴィアス、モンドインテロ、ディサイファ、アングライフェン

【天皇賞(春)出走予定馬】
キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ゴールドアクター、シャケトラ、シュヴァルグラン、アルバート、レインボーライン、アドマイヤデウス、ディーマジェスティ、トーセンバジル、フェイムゲーム、ワンアンドオンリー、タマモベストプレイ、ラブラドライト


近年、一流馬の海外流出が相次ぎ、盛り上がりを欠いていた上半期の古馬戦線の改善を狙いとして、今年からG1に昇格した大阪杯は、競馬の根幹となる重要な距離である芝2000メートルでの施行であることを反映し、昨年の年度代表馬キタサンブラックをはじめ、ダービー馬マカヒキ、年末の香港国際競走でで世界的にもトップホースの一頭であるハイランドリールを下したサトノクラウン他、豪華なメンバーが集まった。

近年、世界的に衰退の一途を辿っている長距離戦だが、国内においてもその例に漏れず、近年は中距離型の馬の多くが、ドバイや香港に流出するケースが多く見られ、天皇賞・春はメンバーの質の低下が続いていた。今回、大阪杯がG1となったことにより、この流れが加速化することは疑いようがなく、天皇賞・春の空洞化が更に進むことは必至であると言える。長年唱えられてきた距離見直し論の再燃は避けられない状況であり、議論の再開は急務であると考えられよう。

(miesque Ken1)
2016/08/17

サマーステイヤーシリーズ

つーか、まぁ、そもそも、サマーなんちゃらシリーズ全般には反対なわけですよ。
2000シリーズは、これらシリーズの中でも最もメンバーが薄い、二線級三線級の争いでしかないし、スプリントシリーズは、まぁ、いくらかマシではあるけれど、スプリンターズSが昔の位置ならともかく、9月に行われる今の状態じゃあ、シリーズ戦い抜いた馬には、そこにお釣りは残らないから、必然的に軽視されるよって話だし、マイルシリーズは、ちゃんちゃらだし。
とてもとても、盛り上がっているとは言えない状況ですからねぇ、いずれも。

でもって、この時期、2000mを超える重賞が一つも無いわけですよ。
なので、そこそこ強いステイヤーが、夏場に重賞使おうとしたら2000m戦に出るしかないってわけ。
で、当然、距離適性無いからコロコロ負けるわけですよ、当たり前だろって話。
そうすると「ステイヤー雑魚」っていう謎の風評がまかり通ってですね、で、冬場にようやく長距離戦が組まれだしたら、嫌々中距離使って連敗していた馬が、人気薄であっさり勝っちゃうもんだから、「こんな雑魚が勝つ長距離戦は糞」っていうこれまた謎の論法が完成するってわけ。なんだそりゃって話。

・・少し脱線したな。。

まぁ、ほんとは、3000m超のGⅠが春秋にきっちりと組まれて、それも開幕2週目とかの超高速の京都とかじゃなくて、スタミナの問われる条件で行われて、そこに向けての前哨戦も充実して、ハンデGⅢやオープン特別も適度に組まれて、ってのが理想なんだけど、なかなかというか、まずそうはならないから、せめて、何かしらのステイヤーが輝く舞台を用意してやりたいと思うわけなんですよね。

まぁ、そんなこんなで、どうせくだらない、サマーなんちゃらシリーズやるんだったら、ステイヤーシリーズもやってみたらいいじゃんよ、って話でございます。
ステイヤーは、秋に目標も無いから、シリーズ組まれたら、ガチで参戦してくる上級馬馬も多数出てくるんじゃないかと思うんだよね。少なくとも、他のシリーズよりはさ。

つーことで、サマーステイヤーシリーズ。
開幕戦は、3回東京の第1週、ここの3400mからスタート。
ほんとは、3200mの頃の方が良かったけれど、まぁ、今はやりようがないから仕方が無い。

続いては、阪神3000m。
春天よりも、ずっとずっと真のステイヤーが勝利する素晴らしい条件。
ここをシリーズに組み込まない理由は無いですわな。

続いて、中京の3000m。
ローカル場所で組むことができる貴重な3000mの設定。
当然改修前だけれど、メジロマックイーンが最初に阪神大賞典を勝ったのは、中京の3000mなんだよね、ってのは意外と知られていない話。

お次は、札幌の2600m
これは入れても入れなくても良かったけれど、
夏だし、洋芝の、そして北海道のレースもあった方が良いかな、ってんで組み込んでみました。
「ペルーサのレコード破ってみろよ」ってとこですかな。
てか、札幌って、2800mなり、3100mなり、組めんもんですかねぇ?コース図見てもさ。

そして、新潟の3200m。
直千のスタート地点から、ゴール板を通過し、新潟の外回りをぐるっと一回りする壮大な設定。
これが用意されていながら、これまで一度も組まれたことがないって、もったいないの一言だろうって話ですよ。

そしてそして、オーラスは、中山3200m。
中山4000mも考えたけれど、それはそれで「日本最長距離S」として、どこか別の場所で、より主要な条件として復活させることとして、サマーステイヤーシリーズの締めとしては、懐かしき、そしてあえて言うと「今は亡き」ブラッドストーンSのこの条件でいいんじゃないかと、勝手に落ち着いたわけでございます。

シリーズは、まぁ、自然とポイント制になるわけだけれども、なんていうか、こう、一つ二つ出走して、そこで勝てば優勝できちゃう設定ではなくて、一つでも多くのレースを走った馬に有利となるような、ポイント設定とするのが良いんじゃないかと思うんですよね。

最終戦のゴール後、この過酷なシリーズを走り抜いた勇者たちには、盛大な拍手が降り注ぐこと請け合いでしょうなぁ。

このシリーズへの参戦のためだけに、高齢まで現役を続ける馬だって出てくるかもしれない。

話半分で書き始めてみたけれど、なかなか面白そうでないかい!?
うまくいかなかったら、やめればいいわけだし、ダメ元で1回やってみませんかね?JRA様?
2015/10/30

いらないGⅠ③

だいぶ間が空いてしまいましたが、3つ目いきますね。

今回は、

・NHKマイルC

ですな。

ただ、これは他とは違って、そこまで「いらない」度が高いってわけではないっすけどね。

このレース、知っての通り、元々は「残念ダービー」的な扱いで、当時、ダービーとかのクラシックに出走できなかった、いわゆる○外救済のために作られたレースであったわけで、いまや、その◯外もダービーに出られるし、そもそも、当時ほど◯外の勢力も強くないしで、その役割は完全に終了していて、その辺も踏まえて、3歳マイルの最高峰的な位置付けにスライドしようとしたのはいいんだけれど、メンバー揃わず、勝ち馬(上位入線馬)もその後、奮わずで、単純にGⅠとしての価値を失っているんじゃないですかな、って話です。

なんたって、GⅠですからね。GⅠはGⅠであってくれないと。
単純に、この"GⅠ"の、ここ3年の上位3頭の面々を見てみてくださいよ。

【2013年】
マイネルホウオウ、インパルスヒーロー、フラムドグロワール

【2014年】
ミッキーアイル、タガノブルグ、キングズオブザサン

【2015年】
クラリティスカイ、アルビアーノ、ミュゼスルタン

・・・うーむ、でしょ?
GⅢといっても、微妙な面々ですぜ。

で、なんでこんなにメンバー集まらないんだろう?って考えたときに、思い付くこととしては、結局はそもそも出てきてほしい「マイラー」に出走してもらえていないってことに尽きるんじゃないだろうかね、ってところ。
みんなダービー目指すもん、牝馬はマイラーでもオークス使った方が簡単に上位に入れるもん、仕方ないよ。

なんでそうなるのかってのは、いろいろあるけど、その中の理由の一つとして、桜花賞だとか、皐月賞だとかからの間隔が短すぎるってのが挙げられるよね。どうせやるんだったら、中途半端にダービーにも転戦できるような今の位置ではなくて、ダービーの翌週とかでもいいし、なんだったら同じ週にやったっていいと思うわけ。

そしたら、ずっと短い距離使って来た組と、腹くくってダービー、オークスを捨てた、皐月賞、桜花賞からの転戦組みがベストの状態で集まってきて、少なくとも今よりは面白くなると思うんだけどね。

ただ、それでもまぁ、大半の馬はさっきの通り、ダービー、オークスに向かうと思うけど。
だから、GⅡでいいんだよね、このレースは。

出走馬のレベルアップという点では、一時期流行った、宗教的なまでの「嫌中山」陣営に、一流馬を、このレースとダービーで転戦してもらう、ってのがあるけれど、そんなことでレベルの底上げをしようなんて、コスい考え持ってるから、結局中途半端になって、結果的に全体的なレベルも下がってしまってるってわけですよ。彼等からしたら、「所詮はダービーの前哨戦」だからね。それでGⅠの格を保とうだなんて、その時点で終わっちゃってるよ。
そして、そういった「嫌中山」な陣営も、最近は素直に青葉賞なり、京都新聞杯なりに、使うところをシフトしてきているっていうのもまたね。だからこその、レベル低下でもあるし。そんなとこに期待してちゃいかんでしょ。

時期の話で言うと、一応、安田記念への転戦も視野には入れられてはいるんだろうけど、"頂点"取ってヘロヘロになった馬が、いきなり古馬の一線級とやってボロ負け食らっても悪影響しかないし、大体、宝塚記念の後ろ倒しによる、春(夏)のうちから3歳馬を古馬にぶつけちゃおう戦略は大失敗だったわけだし、古馬とぶつかるのは秋以降で十分なんでないっすか? って話です。

つーことで、

・GⅡとかでやってくれるんなら別に良し。
・GⅠでやるんだったら、腹くくって、ダービーの週か翌週にやんなよ。

にプラスして、関係ないけど、

・やっぱり安田記念はオークスの前の週がいいよ。

ってのを加えて、この記事を締めくくりたいと思います。

残るは、秋華賞だね。