2017/10/31

天皇賞(秋) レース回顧

キタサンブラック
いやー、強かった。なんつーか、感動的な勝利でしたね。
さすがに狙っての出遅れではないとは思うけど、武豊が、毎度複数練って挑んでくるレース前のプランの一つではあったはずで、リズム良く走らせることを最優先に、「生きた」レースの中で、躊躇無く、最上の技量を持って見事に実現した名騎乗であったと思います。
3〜4角の進路取りはもちろん、2角でラチ沿いを選択したり、直線での、グレーターロンドンの押しのけ方とか、サトノクラウンの前への入り方だとか、匠の技を見せていただいた感がありますね。
そしてもちろん、馬の力ね。これで本格的に史上最強馬論争に加わってもよい感じになってきたんじゃないでしょうか、って感じだけれど、きっとその中でも、現役時代と同様に過小評価されちゃうんでしょうな、ってのが容易に想像できちゃうところが、って話で、これはもう、この馬の持って生まれた"何か"のようなもんで仕方がないところなんだと思います。
本当の実力とは関係の無い話であるからね。
次は、予定通り、JC、有馬と言うけれど、で、きっとやり切れると思うけど、サブちゃんの馬でもあるし、どうしても有馬記念を取ってもらいたいので、JCスキップして、万全の状態で有馬に出てきてほしいなぁ、とは思います。
ただ、JCに出てくるのであれば、当然、好勝負でしょう。
残り、1戦でも2戦でも、無事に走り切って、良いかたちで引退をさせてやりたいですね。

そして、この強い強いキタサンブラックと、ガチンコやり合ったサトノダイヤモンドもまた、スーパーな名馬であること、思い出してやってくださいね。

サトノクラウン
名勝負を演じてくれました。彼もまた、世界的な名馬ですよ。
重馬場、重馬場言われるけど、別に「特別上手い」ってわけではなくて、速いだけの異常な馬場でなければ、本来の実力が発揮できる、って話なんだと思います。
日本は、速い馬場"でしか"来れない馬の評価が高すぎるよ。
ミルコは、相変わらずというか、今回絶賛されている「ユタカスペシャル」を彼も普通にやっていて、「強奪」だ、「不条理な乗り替わり」だ、私もよく言っていますが、「それらも仕方ないな」と今週も思わせてくれる騎乗ぶりでありました。今回は単に相手が悪かった。
この後は、JCなのかな?
そこでも、速すぎない"普通の"馬場での、再度の激突、名勝負を見てみたいものですね。

レインボーライン
彼は、重馬場適性あるよね。
ただ、武豊に隠れてしまった感はあるけど、岩田がすんげぇ騎乗しているし、状態も良かったし、春の2戦は十分に理由の付く負け方だったしで、重馬場適性だけで得たものではない、堂々たる3着であったと思います。
前の2頭が強すぎるよ。後ろは5馬身千切っているわけだしね。
次は、JCかなぁ。いずれにしても、春から言っていることですが、これだけの馬だから、早いこと鞍上固定してもらいたいんですよねぇ。。
今回の好走も、前走の負けを踏まえての、岩田の騎乗であったと思いますし。

リアルスティール
良馬場でやりたかったですね。
ただ、状態面ではやっぱり前走仕上げすぎた感があって、ミルコが追い切りで指示を守らなかったってのが本当だとしたら、腹立たしい限りなのだけれど、その真偽はさておき、まぁ、そういった使い捨ての騎手選択をしているがゆえの敗戦だったと言ってしまってもよいかと思います。
次走は、香港にいくんですかね? ムーアでも誰でも、"大好きな"、空いているカタカナジョッキーを乗せたらいいんじゃないですかね。

マカヒキ
レースに参加できていなかったですね。
「何であんなに後ろから?」とも言いたいし、せめて、3角~4角、上位馬のようなコース取りをしてくれよ、とも言いたいところでありました。内枠だったら、また少しは違ったのかな。。
前走の回顧でも書いたけど、そして、コロコロの乗り替わりは嫌いではあるけれど、この馬に関しては、出稼ぎのカタカナジョッキーを乗せるのが、良かったんじゃないかとは思います。それか、川田ね。
重馬場適性はあったと思うし、何より戻ってきつつありますよ、この馬。
ほんとは、「戻ってきた」と言い切ってしまいたいところではありますが、追い切りとか見るとまだまだな感じで、これでパンと仕上がったら、またGIで勝ち負けできるようになると思っています。
次、JCでは今一度、状態に注目したいですね。

ソウルスターリング
ノリさんじゃないけれど、「頑張った」でしょう。
3歳牝馬で、この強敵相手に、この条件で、あれだけ外々回って、この着順ですよ。加えて、この秋は調整へぐった感があって、万全の状態でもなかっただろうからね。
ただ、それでも今回は、前走よりは、ずっとずっと状態良くなってましたよね。なので、前走の回顧でも書いたけれど、ここスキップして、JC直行してくれたら面白かったのにな、と思う次第でございます。
まぁ、今となっては後の祭りですし、その選択が、「ルメールが乗れないから」でないことは祈りたいところでありますけどね。
後は、桜花賞のとき主張していた、「敗因は馬場ではない」ってのが、ルメールのコメントで、認められた感があって嬉しいっす。
次はJCに行くのかなぁ。。状態を上げられるくらいなら、春の出来に持っていけるのであれば、面白い存在になれるとは思うのですけれども。。

ディサイファ
一瞬見せ場あったよね。「全盛期だったらね」とも言いたくなるけれど、それはさておき、何よりお疲れ様でした。
貴重な母父ドバイミレニアムのディープインパクト牡馬なわけで、ぜひとも種牡馬になって、その血を後世に繋げてもらいたいもんですね。

グレーターロンドン
良くも悪くも、田辺、田辺、田辺なレースになっちゃいました。
まず、スタートから最初のコーナーまでの入り方がエグいし、向こう正面でもただ一頭、離れた内を、あえて進路を変えながら取りに行って走っているし、3角~4角の進路取りは見ての通りだしで、最初から一発狙った一か八かの騎乗だったんでしょう。いつものレースをしても、このコンディションでは勝負にならなかったでしょうから、それ自体は悪くない。ただ、無念、グレーターロンドンが、そこまでの柔軟性と、後は距離適性を持っていなかった。
ただ、結果はどうあれ、「勝負」をする騎手は好きですけどね。
田辺にももっと良い馬が集まればいいのにね。
一方で、「本馬としては」っていう結果になってはしまいました。賞金もレーティングも取れなかったし、疲労も残ってしまっただろうしで、下手したら、これでまた休養入りかもしれませんですな。。
この秋、万全の状態で"マイルCSに"出走するグレーターロンドンが見たかったよ。
本当に見たかった。

シャケトラ
今回は、ちとあからさますぎもする一叩きでありましたな。
ここ叩いて、JC→有馬と、Cデムのまま継続でいってもらいたいところでございます。
勝負になるんじゃないですか。
なんだったら、ドバイシーマクラシックもね。

サトノアラジン
とりあえず、後方を1600mトコトコ走って、とっとと競馬やめちゃったんで、そんなに心配はいらないでしょう。
マイルCS全力投球で、頑張ってくださいね、と。
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2017/10/25

菊花賞 レース回顧

凄まじいレースでした。
秋華賞もそうだったけれど、やっぱり消耗戦最高ね。
競馬の醍醐味が、そこにはふんだんに詰まっている。
そんな風に思っています。

あと、あの馬場について軽く。
あれを「良い」とはもちろん思わないし、はっきりと「悪い」とは思うけれど、よくある速すぎる馬場も、今回と全く同様に「悪い」、はっきりと「悪い」、ましてや「絶好の馬場」と語るなどとんでもない、と声を大にして言っておきたいところ。
競馬は、一番最初にゴールすることを競う競技であって、時計を競う競技ではないのですからね。

それでは、いつもの通り、各馬の回顧です。

キセキ
いやー、恐れ入った。
適性無いよね。少なくともあるわけではない。
終始、「馬場の良い」と言えば聞こえは良いけれど、当然ながら最も距離ロスの大きい外々をまわって、この消耗戦を最後まで力強く駆け抜けるのですから、これはもう手放しで勝者を称えるしかない。そんな勝利でありました。
何が凄いって、「軽い」と「重い」のベクトルの両端の競馬で、強い勝ち方を見せちゃうってところ。基本性能の高さを感じられますよね。しかもまだ成長途上ときたもんだ。
本格化はまだ先だろうから、この秋はもう休みに入ってもらいたいもんですな。
「あした、今日よりも強くなれる~♪」ってね。
少なくともJC使うなんて馬鹿なことするんじゃねぇぞ。

クリンチャー
相変わらず、行き脚は付かなくて、それなりに促してはみたものの後方になっちゃたのだけれど、この辺は藤岡も想定内って感じの序盤。で、1周目の直線、馬群がばらけたところでの進出を最初から考えていたんだろうね、内から外に意図的に持ち出し、じわっと押し上げて、勝負圏に進出。これ良かったね。更に更に向こう正面でも、外から無理なくじわっじわっと押し上げ、3角から早めの仕掛け。ほんとにこの馬をよくわかっているよ。
そんでもって、「相手」と見定めたダンビュライト武豊に真っ向から勝負を挑み、封じ込め、厳しい競馬をしながらも最後までよく粘ったのですが、、って結果でしたね。
ダービーで悔しさを味わって、それを糧にもした良い騎乗だったし、クリンチャーと藤岡佑介こそが、このレースの真の勝者だったと言っても良いんじゃないかと思います。
ほんと、今回は勝たしてやっても良かったんじゃないですかね?神様。もしくは、スーパーホーネット・・。
さて、この後はどうしようか?有馬も良いけど、ちょっとまだ敷居が高そうだから、ステイヤーズSあたりで、もういっぺん力試しでもよいかもしれんですな。
これだけ特性を知り尽くしたのだから、これからもずっと藤岡で行ってほしいし、いつかはこのコンビで、彼にとって初のGⅠ勝利の美酒を味あわせてやりたいもんですな。

ポポカテペトル
最初に見たときは気付かなかったけど、見直してみると、和田さんのコメントのにあったように、ほんとに引っ掛かり気味で、馬群に馬を入れて何とかなだめる感じ。そんな中、道中、ほんと、じわじわじわじわとポジションを上げ、直線でも、馬場の悪いところを走りながら、最後までじりっじり、じりっじりと伸びて、最後はクリンチャーとハナ差よ。ステイヤーよね。そして、ステイヤーが力を発揮できる菊花賞になって本当に良かった。
クリンチャーみたく、強気にもう少し早く仕掛けても良かったかもしれんけど、そこを求めるのは酷というもんでしょう。
てか、この条件喜んじゃうとか、普段どんだけ不遇な扱いを受けてんだよ、って話で、日本ではもう輝ける場所に当たる確率はほぼゼロに近いよね。せいぜい、この先、1回あるかどうか。
なもんだから、君が輝ける舞台、欧州に行こうよ。欧州で夢を叶えないか?
その際、調子に乗って4000m戦とか選択したら駄目ね、あれはもう、我々日本人には想像の付かない異世界だから。3200mでもまだ長い気はするので、まずは2400mあたりでお願いできませんかね?金子さん何とかなりませんでしょうか・・?
・・ってウイポではないし、リスクもある話なので、現実を見なければならず、、であれば次は、ステイヤーズSに出てきてもらいたいけど、なんたってまだ条件馬だからねぇ。。
「比叡Sを挟んで?」いやいやローテきついし、てか、そこ勝てないでしょ。
やっぱり、欧州行ってもらいたいなぁ。。
とりあえず、超本場の一歩手前で、招待レースでもあるドバイゴールドカップあたりから如何でございますでしょうか・・。

ダンビュライト
とりあえず、ユタカの想定した範囲内の競馬はできたんじゃないですかね。
スタート後にマイスタイルに一気に来られたのと、最後の3角~4角のクリンチャー藤岡の積極的な競馬が誤算だったってところかと。
ただ、先行馬総崩れのハイペースの中で、粘ったことは評価したいし、3000mも適性距離ではないでしょうからね。よく頑張りましたよ。
この粘っこい脚は、強い馬に競り掛けて嫌がらせをするには最適で、有馬記念で、「TEAMノーザン」の一員として、キタサンブラックを潰す要員に使われなければいいな、、ってところだけど、そもそも賞金足りないからその心配もいらないか。。
自己条件からじっくりとですな。この先も武豊を乗せたい馬でもあります。

ミッキースワロー
馬券圏内には入れなかったけれど、まぁ、強いですよ。
そもそも京都の3000mがどうか、ってところでもあったし、それに加えてこの条件ではね。
それでも見せ場は作ったので、十分に力のある所を見せてくれました。今回はもうそれで十分。あとは無事にね、で。
レイデオロ、キセキと世代3強を築くだけの馬。
この先は、有馬で見てみたいけど、まぁ、状態次第かな。
一息入れて、AJCCか、もしくは日経賞あたりから、再始動するでも良いかと思います。

アルアイン
この距離と、この馬場と、ってんで、これだけ適性外のレースで、格好を付けるどころか、見せ場まで作っていたので、わかりきったことだけれど、彼もまた強いですよ。
まぁ、菊花賞に参戦してきてくれたことには、池江先生も含めて「ありがとうございます。」とは言っておきましょうかね。
今後は、本来の持ち場のマイル〜中距離に絞って、活躍を期待したいところ。
香港はどうなのかなぁ、、視野に入っているのかなぁ・・?
ただ、まだ3歳でもあるので、ここは無理せず、ドバイターフでも大阪杯でもを目標にして、お休みに入ってくれるのが良しかと思います。
後は、やっぱり、ダービーでの悔しさを経た松山でのレースぶりを見てみたかったですね。
藤岡がああいったレースを見せてくれただけに、ね。
2017/10/19

秋華賞 レース回顧

良いレースでした。
この京都の2000mでの、しかもGⅠってのは、確実に消耗戦を生んでくれるから、レースとしても面白いし、加えて、強い馬が強い勝ち方をしてくれるので、GⅠの舞台として最上級と言っていいと思うんですよね。
長い直線でばっかりでなくて、こういったコースでのGⅠをもう一つでも二つでも、増やしてくれたら、競馬により深みと厚みが出てくると思っています。
今後に期待することと致しましょうか。

それでは、いつもの通り、各馬の回顧です。

ディアドラ
いや、強かったよね。
「ハービンジャーだから重が」とか言われてはいるけれど、この舞台であれば良馬場でも普通に好勝負だったでしょう。
ルメールは素晴らしかったし、100点を超える騎乗ではあったけれど、ただ、ポジションが取れず、そこを挽回するためのイチかバチかのイン突きという面はあって(3角で内を取りに行った判断は素晴らしいの一言だけどね)、閉じ込められる危険性もなかなかあったわけで、「ギャンブルがうまくいった」という面もあり、そこまで称えすぎるのはどうかと思うんですよね。
・・・と仮原稿ではこんな感じで書いていたのだけれど、今日、改めてレースを見てみたら、あれ、閉じ込められないわ。詰まらんよ。何回やっても詰まらん。
思わず、「うめー」って口に出しちゃってましたよ。。
3角で、どこまで先が見えていたのかはわからんし、完璧に予測なんかはできるわけがないのだけれど、「これは捌ける」との判断が100%ではないにせよあったはずで、あの一瞬でそれやるのも凄ぇーし、テン乗りでそれやっちゃうのも凄ぇーしで、なんかもうやってられんて感じであります。
そりゃ何でもかんでもデムルメだわよ。実力が違いすぎる。
と、この記事も例外に漏れずで、レース後は騎手ばかりがクローズアップされておりますが、彼女の、特に消耗戦においての強さはなかなかのもんで、今後は牡馬相手も含めての、息の長い活躍を期待したいもんでございますな。
この馬が存分に力を発揮できるようなレースが、日本でももっと多く見られるようになると良いのですけどね。

リスグラシュー
まず状態良かった。
で、スタートで後手は踏んだけど、ユタカさん馬場の良いところを選んで、幸い周りにスペースもあってでポジション回復したし、ディアドラはうまいこと外に追いやってしで、トータルの収支で言ったら、むしろプラスになるくらいまで完全に挽回したんじゃないかと思います。
そして、それ以降はもう、この馬の特性を掴んだ素晴らしい競馬。
この辺が「コンビの力」なんだけどねぇ。
2歳時から通算して、どれか一つくらいは勝って然るべきだったんだけど、ちっとばかし運が無かった。
「この借りは子供の代で」とまで書いたたところで我に帰ったのですが、その頃、もうユタカは現役ではないんだろうなぁ、って思ったら、デムルメの件と合わせて、なんだか寂しくなってしまいましたよ。。
中堅騎手達よぉ、もっと頑張れよ。今は厳しいのは間違いないけれど、高みを目指して伸びるには最高の環境なんだぞ。
・・と、話が大きく逸れてしまいましたが、、次は普通であればエリザベス女王杯ですかね、てか、もうそう発表されましたね。
ただ、ユタカはスマートレイアーだろうし、今回、仕上げ切ったところがあるので、これで休養でも良いんじゃないかな、との想いの方が強かったりします。

モズカッチャン
いや、ミルコ完璧だよ。
唯一の誤算はアエロリットが早く脱落しすぎたこと。1番人気だから仕方ないけれど、これはちと相手を間違えたかもしれんですかね。無論責められんけどさ。
ただねぇ、最後の最後で飲み込まれて、早仕掛けみたいに見えるようになっちゃたし、実際、早仕掛けだったのかもしれんけど、なんていうか、ああいった勝ちに行くレースを見せてくれると、ファンとしても満足だろうし、関係者も納得すると思うんだよね。
そりゃ何でもかんでもデムルメだわよ。実力が違いすぎる。
まぁ、そういった騎乗ができるのは、乗り替わりの恐怖が無いからこその話ではあるのかもしれないけれどもね。日本人騎手で早仕掛けズブズブなんてやったら、速攻で乗り替わり審議委員会に掛けられちゃうからさ。
ただ、それだけではないよね、やっぱり。
で、次はエリ女に行くで良いと思うんだけど、結局、ミルコ、これで乗り捨てなの!?
そういったことを考えると、やっぱりちょっとなんだかなぁ、と思ってしまいます。
お釣りの面も含めてね。

ラビットラン
距離も、馬場も、コース適性もよろしくなかったですよな。
それでいて、ここまでの競馬をするのだから、やっぱり、能力はよほどのもの。
来年の春の目標に向かって、順調に歩みを進めてもらいたいもんです。

カワキタエンカ
この馬がいてくれるとレースが引き締まりますよね。
単純に、「レースの面白さ」との観点で言えば、陰のMVP。
3頭くらいクローンがほしいですわ。
今後も、ケレン味の無い逃げを期待したいです。
てか、エリ女で大逃げしたら、面白いんじゃねぇの?

アエロリット
ノリさんが「女の子」って表現を使ったので、そっちに注目が集まっちゃった感があるけど、重馬場で、初距離で、関西遠征で、コース適性的にもちときびしく、しかも最内枠、で1番人気ってのは、やっぱりちょっと可哀想ではありましたよな。
レースでは、ファンディーナと併せ馬になってしまったのが何より痛かった。あれが無くて、あの位置で伸び伸びと走れていればまた違ったんでしょうけれども、最内枠で選択肢も狭められちゃったから、辛いところではあるよね。
前走の内容が良かったもんで、祭り上げられてしまったところはあるけれど、あんまり過大評価せずに、「世代の上の方」くらいっていう桜花賞後くらいのポジションで、活躍を見守ってやるが良いかと思います。
それでも、来年のヴィクトリアマイルではまた有力馬の一頭なわけだからさ。

ファンディーナ
おかしくなっちゃいましたねぇ。もったいねぇなぁ。
この馬を語るにおいて、この着順はどうでもよくて、もう13着も4着も一緒、何よりも「勝負にならなかった」ってところで、「この馬本来の走りではなかった」と言い切って良いかと思います、っていうか多くの人がそう思っていると思うけど。
おかしくなった一因として、真っ先に皐月賞が挙げられるところですが、そこよりも、私は、川田が年度代表糞騎乗ノミネート作品を作り上げてくれた、つばき賞による影響がなかなか大きかったんでないかと思ってます。まぁ、そこ言うなら、そこ使った時点で、罪はかなり重いんだけどもね。
有馬記念あたりで面白いかと思っていたのですが、これで放牧して一旦仕切り直しなんですかね?
あのスケール感のある走りを見られる日は、またやってくるのでしょうか?

レーヌミノル
これでようやく短距離に矛先を変えてくれるかな。
3歳戦線を盛り上げてくれてありがとう。もう十二分だ。
自分の舞台で輝いてな。
2017/10/12

京都大賞典 レース回顧

スマートレイアー
まぁ、みんながみんな言っているけれど、ユタカさん上手かった。
3角でミルコが押し上げて、それに何頭かが引きずられてもピクリともせずに、気が付くと4角入り口では後ろから2番手までポジションを下げたのに、その何秒か後には前から5番手くらいにまでワープしてるんだから、これを魔術と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか、ってまぁ、これだけはっきりとしたレースされると、ありきたりなことしか書けませんですな。
しかしまぁ、ユタカのエスコートがあったとはいえ、内をスルスルと抜け出してくるだなんて、3,4歳時の、大味で不器用そうなレースぶりからは考えもつかぬところで、適性距離も含めて、「馬って変わるもんだなぁ」と感心させていただいた次第でございます。
次はエリザベス女王杯。
今回はあまりにもうまくいきすぎたというか、鞍上見事すぎたので、あまり高い期待を持ってはいけないのでしょうが、舞台は再び、今年、弟さん共々良績を残している京都の1周外回りですので、今一度の好走を、ぜひぜひ見てみたいものですな。
あ、あと、その次は香港とのことで。ただ、今回で気を良くして、香港ヴァーズはやめた方が良いかと思いますよ。

トーセンバジル
いやー、岩田も超上手かったよ。「あのポジション取っちゃうか」って感じで。
もう、ユタカさんと、どちらが上でどちらが下ってわけでもなくて、どちらも100点超えのスーパーな騎乗でありました。
次はまだ決まっていないのかな。
今回は好騎乗あってのものなので、あまり高望みせずに、妥当にアルゼンチン共和国杯あたりに行った方が良いと思うけれど、そっちだとハンデ戦だ、ってのが癪なんだよなぁ。
もうこのレース、別定戦にしませんか?

シュヴァルグラン
福永で、が見たかったよ。

フェイムゲーム
北村宏司で、が見たかったよ。

サウンズオブアース
ミルコで、が見たかったよ。
2017/10/11

毎日王冠 レース回顧

リアルスティール
いやー、なんか、一流馬が一流の仕上げで出てきて、一流騎手が全力で勝たせたって感じで、褒めているようで、けなしているのだけれど、「これだけの馬がこの舞台でこれやるなよ」って話で、昨今の競馬界を象徴するような勝利であったようにも思えてしまいます。
今回は素晴らしかったけれど、これで出涸らしになってなきゃいいなってところで、BCマイルにでも遠征して、うやむやにできれば良かったのかもだけど、どうやらそれも無くなって、秋天に出てくるみたいなので、「貧乏くじ引かされる誰かにせめて幸あれ」と言いたくもなってしまうところでありますね。
なんとか、せめて平行線で。
まぁ、本番、紆余曲折あって、ミルコで出てくるのならば応援しますよ。

サトノアラジン
なんか、こう、一流馬になっちゃった感あるよね。
余裕残しで出てきて、何気なく、綺麗な成績残しちゃうところがもう。
ただ、枠だとかなんだとか、全幅の信頼を置けるタイプでもないので、次当確かっつーと、まるでそうゆうわけでもないところがまた、ではあるのですけどね。
秋天の想定に入っているみたいだけれど、ほんとに出てくるのかな?
素直に、マイルの王者としての、マイルCSから香港マイルが見たかったですけどねぇ。。

グレーターロンドン
ちょっと出負けはしたものの、田辺がそれを黙っているはずもなく、少しずつポジションを上げていったのだけれど、3角でリアルスティールとノリさんのワンアンドオンリーにじわっと前を取られて、ブレーキを踏む形になってしまったのが痛かった。
で、この流れ、そのポジションでは、ああいったレースになるし、ってとこですかね。
つーか、秋天でもマイルCSでも、「ちゃんと出られるんかい!?」ってのが、この馬の一番の問題なわけで、それを考えたとき、秋初戦を毎日王冠に置いたのは、ちと悪手だったんじゃないかと思わざるを得ないところがあります。
GⅠ級の能力があるのは確かなところなので、どこか一つは取らせたいけれど、いずれにしても、そのために無理使いをするのはやめてね、って感じかな。
どちらかにでもうまいこと出られれば良いのだけれど、ってのはありつつも、それでもやっぱり、マイルCSに出したいけどねぇ、どうしても。
あとはやっぱりできるだけ、鞍上田辺固定でよろしくね。

マカヒキ
指示があってのものかはわからないけれど、スタートから出していって(で、ふん詰まり)、で、結局最後まで出走の意図が分からなかったマッチレスヒーローにベスポジ取られで、直線も、ヨーイドンの100m走みたいなレースを、一人だけステップ踏んでいたりで、スムーズさを大きく欠いての、そして前が空いてからはグングンと伸びての0.3差であり、結果は伴わなかったですが、「戻ってきた」と言っても良い内容なんじゃないかと思っております。
次、秋天の方が条件も合うでしょうし、とても楽しみになってくるところですが、これがまた「秋天も乗れる騎手」との条件で選定された、「鞍上内田」ってのが、行いは正しいのだけれど、今度は相性の面でどうか?ってところで、むしろ、今回のこの馬だったら短期免許の外国人騎手に秋天乗ってもらいたくもなっちゃうもんで、「なかなかうまくいかないもんでございますな」と嘆きたくもなってくるところでございます。。

ソウルスターリング
細江さんの話を聞いた後が初見だったので、偏見入っている可能性は少なからずあるけれど、馬体、寂しく感じました。ちょっと仕上げに失敗しちゃったかな、ってところ。
にしてもねぇ、だったら、わざわざここに出てこなくてもいいわけで、これで本番、カッチリ仕上がってくればだけれど、同じような内容での敗戦を繰り返すようだったら、レース選択も含めて、批判をされてしかるべきであるようにも思います。これだけの名牝なんだしさ。
で、まぁ、レースとしては、逃げちゃったのもそうだし、こんなディープインパクト様接待馬場でもあるし、で、その条件が大好きという面での古馬一線級が相手でもあったし、でもって、先の体調の話もあったしで、負け自体は何ら不思議ではなくて、次もその次も、どこ使うにしても、今回よりは条件は良いだろうってんで、とにもかくにも、状態を戻してもらいたいなと思うところであります。
短期放牧挟んで、状態次第でJCが良い気がしますけどね。