2017/04/18

皐月賞 レース回顧

「エッフェンベルクという選手がおってな・・」という書き出しから始めようと思っていたのだけれど、どうやら、おふざけというか愛嬌というか、そんな話だったかもしれないみたいで、ほんとかどうかはよくわからんけれど、まぁ、とりあえず、この件をあれこれ言うのはやめておこうということに。ただ、いずれにしても、あそこでミルコに譲らなかった松山が素晴らしかったとは間違いなく言えることで、馬の力ももちろんだけれど、彼の好騎乗もあっての勝利であったことは声を大にして言いたい、そんな感じでありますかな。

アルアイン
終始、ファンディーナをマークして、四角からはペルシアンナイトと削り合い、直線では、最終的に内から併せてファンディーナを脱落させ、最後はペルシアンナイトを差し返して勝ち切った。少なくとも"この日のレースでは"アルアインが最も強かったというのは疑いようのないところでしょう。
この馬のデビュー戦は、牛のようなデブデブな馬体で、ムーアが押して叩いて無理やり勝たせた、ってのは少し有名な話だけれど、今回はそのときと同じ馬体重だってんだから、そこからどんだけ成長したんだよって話。まだダービーに向けても成長するだろうし、この先もとっても楽しみになる逸材ですよな。将来的にはやっぱり、マイルあたりを主戦場に長く活躍してもらいたいところ。それでも当然、有馬には出てきてもらうけどさ。ずっと、松山と一緒にね。

ペルシアンナイト
中指の件はさておき、ミルコはやっぱりとても上手かった。一角でシレッと入れ替わって内を取るところとか、向こう正面での進出とか、四角勝負どころでの勘どころの良さとか。松山の頑張りがなければ、今回も勝ちを攫っていったことでしょう。
次は普通にダービーに向かうんだろうけど、個人的にはNHKマイルCに向かってもらいたいんですよね。なんか、ほとんどただ貰いのような気もするし、ハービンジャーにGⅠ取らせてやりたいし、ミルコはダービーどうせアドミラブルだろうし。。

ダンビュライト
道中は、常にファンディーナを横目に見る位置で馬場の良いところを選んで走り、三角からのこの馬の特性を生かした早仕掛け、そしてファンディーナを閉じ込めつつの執拗な競り掛け、そして最終的に競り落とす、とユタカの凄さを存分に堪能できるレースでした。て感じで、この馬でなく、ユタカのレース回顧にどうしてもなってしまう。
もちろん、この馬自身も、切れないけれど、じりじりと長く脚を使うとっても良い馬。ダービーでは、田んぼのような不良馬場にでもならん限り、なかなか厳しいと思うけれど、その先もユタカと共に、ユタカに競馬を教わりながら、育っていってもらいたいもんですな、で終わらせたいけれど、実際は、いつまで乗ることができるもんでありましょうか。。
とりあえず最低限、黒地に赤バッテンのチームとして、「キタサンブラックに競り掛ける逸材」とだけに考えられてさえいなければいいな、、と。。

クリンチャー
いやまじで、普通に普通に、「牡馬だけで」皐月賞が行われていたら、ワンチャンあったんじゃないですかね。有力馬はみんな後ろなんで、騎手の意識は当然後ろに向くわけで、そしたら、アルアインだって、あんなにポジション取りに行かなかっただろうし、ミルコだって、あんなに進出しなかっただろうし。いや、展開に恵まれるまでの必要はなくて、普通でありさえすればよかったんですがね。前目にあんなグリグリのスターホース候補がいなければ。。
すみれSが、例年、若葉Sだとか、京都新聞杯だとかで、2着3着するくらいの、地味だけれどなかなか強いってメンバー相手に、展開に恵まれたわけでもなく差を付けての圧勝しているわけで、テイエムオペラオーの毎日杯と軽く被る感じを持っていたりもいたしました。
ほんと、ファンディーナさえ出てこなければね。でも、そんな中でも存在感を十分に発揮したレースを見せてくれたと思います。ただ、ダービーではよっぽど上手く乗らないとキツいでしょうね。

レイデオロ
全然仕上がってなくて、こんなんだったら無理して皐月走らんでも、素直に青葉賞からダービー向かったらいいのに、と思っていましたが、なんかこう、とても良い前哨戦をこなしてくれた感じになっちまいましたな。こうなってくると、間隔も十分取れる皐月賞から向かうダービーがベストだったとも言える感じになってきます。藤沢先生、チャンスです。どうぞ「抜かりなく」。

スワーヴリチャード
まぁ、三冠馬となるほどの器ではなかったってことで。
そもそも、いかにも向かなさそうな舞台であるのと、次を見据えた調整でもあったろうし、加えて枠も馬場もちと厳しかった。で、まるで勝負にはなっていないけど、最後押し上げているところは、「いかにも」って感じで、これが、ボールドエンペラーみたいな立場だったら、妙味が出てくるけれど、下手したら1番人気になるかもってくらいだから、これまたなんとも。
バンドワゴンのためにも頑張ってもらいたいですがな。

ファンディーナ
岩田は、終始、揉まれないよう、揉まれないよう、上手く乗ったんじゃないかと思います。ユタカがあの枠で、ああいったタイプの馬に乗り、ああいった流れになったのは、不運であったと言ってもいい面がもあったのではないでしょうか。てか、もう少し人気も無ければ、あんなにゴリゴリと揉まれもしなかったろうし、あんな横綱相撲を取らなくてもよかっただろうから、その場合、やっぱり勝ちまであったんじゃないかと思っているところです。まぁ、そればっかりは仕方がないし、タイミング的にもレース選択が悪かったというのは否めないところですが。
そんななんで、ダービーは、人気の面でも、レースの質的にも、こんなに厳しいレースにならないだろうから、ダメージが残っていなかったら、ダービーに向かってもらいたいというのが、個人的な思いなんですよね。
逆にダメージが残っているようだったら、オークスも回避し、秋以降に備えてもらいたいところ。

カデナ
向こう正面で脚使ったので終了でしょう。そんな小器用なタイプではないわけで。今回に関しては、ちょっと前までの「いつもの福永」をした方が良かったというか、そっちの方が着順は上だったでしょう。つっても、それでは勝つこともできなかったろうから、なんの意味もないんですけれどな。
てか、やっぱり福永、もう一段階上を目指している最中の過渡期のような気がするんですよね。しばらくは、こんなレースもしてしまうこともあるでしょうが、うまいこと一皮剥けたら、また一つ競馬が面白くなりそうで、もうほんと、全力で応援したいところであります。
ほんとに、一段上を目指しているのであればね。
カデナ自身も、大目標は次で、完全に仕上げ切ってもなかったでしょうから、まぁ、そのそもの能力がちと足りないかもという面は無いわけではないものの、それでもまだまだ見限るのは早計であると思っております。


今年のダービーは、みんながみんなチャンスだから、これまた凄いレースになりそうですなぁ。
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