2017/04/04

大阪杯 レース回顧

強かった。強かった。
なんか、恵まれたとかいった見方もあるみたいだけれど、逃げ馬2頭は自分の競馬をしたし、ノリさんも(返し馬から?)執拗に絡んだし、内目の有力馬、ステファノスとサトノクラウンはいつもよりも前を積極的にピッタリマークの競馬だったし、外の3頭、ヤマカツエース、アンビシャス、マカヒキは、阪神2000mじゃ、外枠からはなかなかポジション取れないから、前が潰し合っての漁夫の利的な競馬に賭けるのもわからんでも無いし、みんなみんな、ベストは尽くしたんじゃないかと思いはします。
そんな中、恵まれた風にも見えるくらいに圧勝しちゃうキタサンブラックの力が抜けていたということでしょう。しかも、ベストとは言えない2000mの舞台で。大目標の前哨戦で。

「手合い違いの完勝でした。」で総括できちゃう一戦だったのかもしれんですね。
あとは、何よりやっぱユタカ上手かったですよ。

キタサンブラック
なんかもう、レース内容には触れる必要が無い感じだから、やっぱり現役延長の話だよね。タイミング的には「今年いっぱい」が、もうこれ以上無いくらいの最高の退き方ってのは、なぜかみんながみんな、感覚的にわかっているところなんだけど(なんでだろね?)、なので、この話聞いたときには、「をいをい」って思ったというのが正直なところだけれど、でも冷静に考えると、サブちゃんもう80歳だし、4年後、5年後に子供をとか普通に考えづらいし、それ以前に(不謹慎だから言うのやめようかと思ったけど)、キタサンブラック引退したら、なんかサブちゃんも気が抜けて寝込んじゃいそうだし、現役続行も悪くはないのかな、と思ってきた次第です。いずれにしても「何より無事に」でありますな。
次は春天。歴史的な一戦にも近いものが見られそうで、これが楽しみでない人は競馬ファンではないと言ってもよいくらいじゃないかと。サトノ勢がどんな戦法組んでくるかわからないけれど、それよりも何気に、出て来ないはずだったゴールドアクターの参戦が、痛いと感じたりしてるんじゃないですかねぇ、ユタカさん?

ステファノス
まぁ、藤原先生の名人芸と言いますか、本番に向けてキッチリと仕上げてきてくださいました。調教も良かったし。あとはなんたって、キタサンブラック除いたら、そもそも実績は1番なわけだからね。周りの馬券の上手そうな方々はみんな当てていた感じ。結構、美味しかったんじゃないかと思います。合わせて、それを吹っ飛ばすくらいの川田の積極的な好騎乗。「やりゃあできんじゃねぇかよ」って。まぁ、枠にも恵まれたので、思い切って踏み込めたところはあるんだろうけど、それでも称えるところは称えてやりましょう。次はQE2に行けたらいいですね。

ヤマカツエース
強くなっている。池添共々精一杯の競馬もした。ただ、阪神2000mのあの枠では、ポジションを取りに行くことができなかった。内目の枠をあげたかった。正攻法で勝つには相手が強すぎた。そんなとこですかね。
強くなる過程が、ラブリーデイに類似しているので、重ねる人も多くいるけれど、もしかしたら、一番強いときのラブリーデイより強いんじゃないか?ってくらいにまでになっているんじゃないかと思ったりもします。
QE2にも登録があるけれど、一瞬噂に上がった豪州遠征も見てみたかったもんだなぁ、とも。

マカヒキ
叩いて確実に状態は上がっていたでしょう。でも、パドックとか見ても、全くと言っていいほど成長が感じられなかった。ダービーのときはあんなに抜けていたのになぁ。まぁ、結構な早生まれ(1月28日生)でもあるので、そのアドバンテージで食っていたところはあったのかなぁ、と。いや、皐月賞はレベル高かったですよ、まじで。
ただ、ちょっとこの成長力の無さは結構ながっかりを与えてくれるもんで、そりゃまぁこれは、アークで14着するわなぁ、って感じ。この先も、ちょっとこのレベルではもう厳しそうだし、血統的な背景もあるので、次は安田記念に向かったらいいなと思っていたら、残念ながら宝塚記念なんですな。この見立てが外れてくれたら良いのですけれども。。

アンビシャス
中山記念はいかにも叩き台の競馬だったので、狙いはこの馬かと前走以降は見ていたところもあったけど、調教も芳しくなく、残念ながら上がり目があまり見られなかったですなぁ。加えて、福永だからどうこうではなく、この馬にテン乗りであの枠では、なかなか前には行きづらいので、あの競馬もまぁ仕方なしってところでしょうか。昨年から、ノリさん固定で行ってもらいたかったけどね。ちょっともったいない競争生活送っちゃってます。

サトノクラウン
ドバイシーマに行くべきだったでしょ。勝てたかどうかは何とも言えんけれども、正直、あっちに向かってくれた方がワクテカできたし、箔だって付いたし、カネにもなっただろうし。日本には向いていそうなレースもあんまり無いので、何だったら、今年は欧州行脚でも良いと思うけれど、もし、日本で大きいところ狙うんならば、春天なんじゃないかなぁ、とも思ってもみたり。

マルターズアポジー
まさにケレン味の無い逃げ。素晴らしかった。
アポ爺と呼ばれるくらいまで長く現役を続けて、GⅠレースに華を添え続けてほしいもんですな。